算数のテストの見方
算数のテストを見たら、よく見てほしいところがあります。
それは、間違えた内容です。
3年生で学習する2桁×2桁の計算を例にお話しします。
足し算を間違えているのか、九九を間違えているのか、書く場所を間違えているのか、大きく3つに分かれます。
足し算を間違えている場合は、①足し算だけならいつもは、正解が出せる ②足し算(特に繰り上がり)がまだ不安
九九を間違えている場合は、①九九は言えるのに計算だとうっかりミスをしている ②特定の段がまだ、不安定
書く場所を間違えている場合は、①筆算の概念が理解できていない ②反復による定着が不十分
いずれの場合でも②は繰り返し練習することで克服できる場合が多いですが、①は要注意です。
何がその子にとっての課題なのか見極めが必要です。
集中力の不足が原因なのか、反復による自信がついていないからなのか、十の位と十の位を掛け算している等の概念が頭に入っていない場合など、子どもによって原因が異なります。
おうちでも、お子さんの答案用紙を見て考えてみてください。
間違いの個所は、その子どもさんの「伸びしろ」だからです。
「ここはどうして間違えたの?」と優しく尋ねてみてください。
子どもなりに理由が言えたら「間違いに気が付いて理由までわかってるなんて、がんばってるね」と褒めてあげてください。のどまで出かかっていても「わかってるんなら、ちゃんとやりなさい」はテストを見せない子どもを作ってしまいます。言わないようにこらえてくださいね。テストはどんな点数でも、褒める材料にすること。これが大事です。
ちなみに、教師はその間違いを読み解き、それぞれの子どもの間違いの原因を見極め、声をかける必要があるため、間違いの質を絶えず気にします。それは授業で子どもたちが理解できていない部分(授業で定着しきれていない部分)になるので、補強する必要があるからです。
一定以上の子どもが同じミスをしている場合は、必ず先生は説明をされます。その説明で理解できるか、ということについてはまたの機会に取り上げたいと思います。



