1年生の通知表に「がんばろう」がありました。どう受け止めればよいですか?
お子さまが授業の内容を理解できず、困っているサインかもしれません。
現在の通知表は「絶対評価」のため、課題を達成していれば「がんばろう」が付くことはありません。
もしこの評価があるなら、お子さまが学校で「困り感」を抱えている可能性があります。
低学年のうちにこの原因を解消してあげることが大切です。放置すると学習の遅れが広がりやすいため、早めに適切なサポートを始めてあげましょう。
学校での出来事を聞いても「忘れた」と答えてくれません。
記憶の発達段階や、言葉にする力の不足が原因かもしれません。
小さなお子様は「今」を全力で生きているため、終わったことをすぐ忘れるのは珍しくありません。
しかし、5歳を過ぎても日常を思い出せない場合は、エピソード記憶やワーキングメモリの発達が途上の可能性があります。
また、語彙(ごい)不足で説明が難しく「忘れた」と答えている場合も。トレーニングで客観的に自分を見るチカラや語彙を養い、伝える楽しさを育てていきましょう。
文字の書き方が変なのですが、放っておいても治りますか?
早めのケアをお勧めします。背景に「見る力」の弱さが隠れているかもしれません。
学校では毎日新しい文字を習うため、一度つまずくと負担が急激に増えてしまいます。
鏡文字や筆順の乱れは、単なる不注意ではなく、目と手の連動や図形をとらえる「視空間認知」の弱さが原因であることも少なくありません。
根性論で書かせるのではなく、土台となる認知能力をトレーニングで整えてあげることが、学習への自信を取り戻す近道です。
ノートがぐちゃぐちゃで、黒板に書いてあることがちゃんと写せていません。
原因は「目のスムーズな動き」や「一時的な記憶力」にあるかもしれません。
板書を写すには、黒板と手元を素早く往復する目の動きが必要です。
ここがぎこちないと、視線移動だけでひどく疲れ、マス目もズレてしまいます。また、一度に覚えられる情報量(ワーキングメモリ)が少ないと、一文字ずつ確認しては書く作業になり、時間もかかります。
これらは本人の努力不足ではなく、トレーニングで改善できる「脳と目の連携」の課題です。
読み聞かせは好きなのに、自分で本を読むのを嫌がります。
お話の内容ではなく、「目を動かすこと」に苦戦している可能性があります。
読み聞かせを楽しめるなら、想像力や語彙力は十分です。
それなのに自分で読みたがらない場合、視線が文字をスムーズに追えていないのかもしれません。音読で読み飛ばしや変な区切りがあるのは、目の動きに余裕がないサイン。
トレーニングで目の動きを楽にしてあげれば、読む疲れが減り、内容をイメージする楽しさに集中できるようになります。
学校で「落ち着きがない」と言われてしまいました。
本人の努力不足ではなく、体幹や感覚の特性が影響しているかもしれません。
45分間座り続けるには、無意識に全身の筋肉を調整するチカラ(体幹)が必要です。
子の土台が未発達だと、姿勢を保つだけでつかれてしまい、無意識に体を動かしてバランスを取ろうとします。また、聴覚過敏などの感覚の特性により、周囲の刺激がストレスになっている場合もあります。
根性論でただすのではなく、体幹を整えたり適切な環境調整を行ったりすることで、自然と落ち着いて過ごせるようになります。
手先が不器用で、折り紙やプリントの角が合わせられません。
「頭でのイメージ」と「実際の指先の動き」が一致していない可能性があります。
「角を合わせる」という目標を理解していても、実際に手がその通りに動かないのは、目と手の連携(協調運動)がスムーズにいっていないサインです。これはたんなる不器用ではなく、目で見た情報に合わせて指先を細かく制御する「巧緻性(こうちせい)」が未発達な状態と考えられます。
遊びやトレーニングを通じて、脳からの指令を指先に正しく伝える力を養うことで少しずつ丁寧にこなせるようになります。
親も似たタイプでしたが、大人になれば自然に治るでしょうか?
残念ながら現代は外遊びが減り、発達の土台を築く環境が大きく変わっています。
昔に比べ、今は熱中症対策やデジタル機器の普及により、体を動かす機会が激減しています。発達には「適切な時期の手立て」が欠かせません。「できない」という苦手意識を抱えたまま過ごすのではなく、早めにサポートすることで、学習の遅れを防ぎ、自己肯定感を高めることができます。
お子さまが自信をもって未来へ進めるよう、今できることから始めてあげましょう。
受給者証は必要ですか?
必要ありません。
放課後等デイサービスは障害のある子どもであるということを証明する受給者証が必要ですが、「のびっこべすとらーにんぐ」では、障害があると認定されているかどうかは全く問題ありません。
のびっこではどのようなトレーニングをしていますか?
のびっこべすとらーにんぐでは、お子さまが失敗しても「大丈夫!」「気にしなくていいよ!」と緊張をほぐしながら楽しめる運動を用意しています。小さな「できた!」の積み重ねが子どもたちの笑顔をたくさん作っています。



